着なくなった着物を処分するとき、どうすればいいか悩んだことはありませんか?洋服と違って人にあげるというのも難しいけれど、せっかくの着物を捨てるのももったいないような…。かといって、リサイクル店で買い取ってもらうと驚くほど買取価格が安くなってしまうようです。きちんとしたお店で買い取ってもらいたい、という方には着物買取の専門店で査定してもらうことをおすすめします。

では、着物買取で高く買い取ってもらえるものはどういうものなのでしょうか?
3点チェックポイントがありますので、確認してみてください。

①着物の状態をチェック
査定に出す前に、まず保存状態を確認しましょう。新品や未使用品、仕付け糸がついているものは高額査定になります。目安としては10年以内のものであれば高額で買い取ってくれるお店が多いようです。また、有名作家の着物であれば10年以上経っていても高額査定になりやすいです。

反対に査定額が下がってしまうのは、シミや汚れ、色落ちなどです。大幅に価格が下がってしまいますので、着ない着物があれば劣化してしまう前に査定に出してしまいましょう。

②サイズ、種類、作者をチェック
着物の査定では「生地の質」「サイズ」「作家」「産地」「流行の柄かどうか」などをチェックします。生地の質は正絹(しょうけん)以外のものは高額査定がつくことはほとんどないそうです。正絹の場合は、絹の重さをあらわす匁(もんめ)が大きいほど高額になります。
サイズは小さすぎるものは買い手が少ないため買取価格がかなり下がってしまいます。身丈160㎝~、裄丈65㎝~であれば仕立て直しができるので大丈夫です。
作家は人間国宝の作品、工芸会、国画会の有名作家の着物、老舗呉服店の着物などが高額査定の対象となります。
加賀友禅、京友禅などの産地によっても高い値がつきますが、流行ではない色や柄のものは金額が低くなりがちです。
着物の種類でいうと、訪問着がもっとも高額になりやすく、振袖、紬、留袖、小紋、帯の順で高額査定が期待できます。

③証紙をチェック
証紙とは、着物の品質や産地などを保証するためのものです。証紙の有無で査定額が大幅に変わりますので、証紙がある場合は忘れないようにしましょう。着物の証紙は織物工業組合などが発行しており、端切れと一緒に「たとう紙」の中に入っていることがほとんどですので確認してみてください。
では、ここで一般的な買取の相場についてご紹介します。
汚れなどのない10年以内の証紙付きの正絹の着物の場合
・振袖 1万円
・訪問着、付け下げ 1万円
・紬 7千円
・黒留袖 6千円
・小紋 6千円
・袋帯 8千円
・名古屋帯 6千円

着物の買取価格なんて想像がつかない、という方はぜひ参考にしてみてください。

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また、上記の3点のポイントに加えて高額で買い取ってもらうためのコツがあります。

①小物類などがあれば、まとめて査定をしてもらう
着物を買い取ってくれる店であれば、たいてい和装小物も買い取ってもらえます。小物自体に高い値がつくわけではないですが、まとめて査定に出すと査定金額が少し高くなる場合もあります。

②信頼と実績のある専門店に査定を依頼する
有名作家の作品など高額査定になりそうなものは、目利きに信頼のおけるお店を選ぶことが重要です。反対に、古い着物など買い手がつきにくい着物を売りたい場合はグローバルな販路を持っている店舗の方がいいでしょう。

③宅配買取専門店は高額査定になりやすい
宅配買取とは梱包キットが自宅に届き、その箱に着物を入れて送るだけで査定が依頼できます。お店に直接持っていく手間がはぶけるので、数が多い場合などに利用しましょう。宅配買取では、店側が提示した金額で顧客が満足できず取引が中止になると、店側が送料を負担しただけで利益につながらないので、そうならないよう高額で買い取ってくれることが多いようです。
何も知らず近所のリサイクル店に持ち込むよりも、専門店に依頼する方がかなりお得ですね。着ていない着物があれば、査定を依頼してみてはいかがでしょうか?