浴衣の語源、生地について 【江戸川区なら、即日発送可能】

夏着物

浴衣(ゆかた)とは、湯帷子(ゆかたびら)の略語であり、かたびらとは、裏地をつけない、一重の衣服のことをいいます。よく銭湯や温泉で浴衣を着用しているのを見かけますよね。現在は、色柄が豊富ですが、当初は、白地または、無地のものを着用したまま、風呂に入っていたそうです。それが、銭湯への行き来の着用着となり、今日のようになったといわれています。素材には麻を使用しており、江戸時代には木綿地が主流となりました。別名、中形(ちゅうがた)とも呼ばれています。これは、文様の大きさが小紋や大紋と比較すると、中くらいであることから、そのようにいわれています。
浴衣の生地には、次のようなものがあります。
《コーマ地》高度に精練された、品質のよいコーマ糸を用い、織られたもので、糸にむらが少ないため、生地には光沢があり、吸湿性に優れています。
《リップル》木綿・化繊などが用いられ、生地の表面に凹凸を作ります。洗濯しても縮まず、しわが目立ちにくいので、子供用の浴衣などに多く使用されています。
《岡木綿》栃木県真岡で主に生産されていたため、真岡木綿と呼ばれるようになりました。今では、愛知県の知多半島周辺で織られています。標準の品を桜判といい、上質な生地を特岡と呼ぶそうです。
他にも、綿紅梅、綿縮、綿絽、などがあります。
湯上りにはもちろんのこと、現在では、花火大会や様々なイベントで幅広い年代の方に浴衣が愛用されています。着物よりも手頃な価格で手に入りますので、シチュエーションによって使いわけても良いですね。

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