着物用語集『い』 【川崎市なら、即日発送可能】

記事公開日:2016年12月25日
カテゴリー:着物用語集

『い』

■井桁絣(いげたかすり)・・・木で井の字に組んだ井戸の縁や井の地形に組んだものを図案化したもので、絣模様の一つです。

■衣桁(いこう)・・・鳥居の形に似ている着物をかけておく木製の家具です。竹竿でできた簡単なものもあります。上等品になると蒔絵を施してある豪華な着物を装飾目的に用います。かけさお、衣架、衣紋掛などともいいます。

■石下紬(しいげつむぎ)・・・結城市の近くにある石下町付近で織られる平織組織。結城紬に似たタテ糸に生糸、ヨコ糸に手紬糸を使っているのが特徴です。

■石摺(いしずり)・・・布地の表面を石などで摺って、染め味を深くしたもののことです。

■板締め(いたじめ)・・・布を板で締め、模様を白く抜く染めの方法です。板以外の部分が染め上がります。

■市松模様(いちまつもよう)・・・いしだたみとも呼ばれる、異なる色の四角形を交互に並べた模様のこと。徳川吉宗の時代の役者・佐野川市松が身につけたことに由来するそうです。

■五つ紋(いつつもん)・・・家紋の配置方法の一つ。礼装の留袖、喪服や男性の礼装に用いる正式の付け方です。

■一方付(いっぽうづけ)・・・着物を仕立て上げた際に全ての柄が同じ向きになっているもののことです。

■糸目(いとめ)・・・もち米とヌカを原料にして作った糊を筒の中に入れて、柄の輪郭の上に糊を置いていく、このことを「糸目を置く」といいます。

■伊予絣(いよがすり)・・・四国・松山付近で織られる木綿の絣のこと。久留米絣が作り出された少しあとに考案され誕生しました。井絣、十字、米絣などの幾何学模様が美しいです。

■色揚げ(いろあげ)・・・色あせた布を染め直して美しくすること。普通、染め直す場合はいったん脱色して白生地の状態に戻してから染め直すのですが、色揚げはシミがついたり色があせた部分の上に同系色の濃いめの色を上がけします。色抜きの難しい着物に使われる技法です。

■色絵羽(いろえば)・・・色地の絵羽織で、模様が縫い目で合うように続いているものです。

■色衿(いろえり)・・・色がついた衿のこと。白衿が多かったですが、近年は色衿が着物のおしゃれポイントとして見直されてきています。

■色大島(いろおおしま)・・・化学染料により、色絣模様に染めたもの。地色、絣模様に自由に配色がされています。

■色留袖(いろとめそで)・・・黒ではない色も留袖のこと。黒留袖と同格の正式な礼装として着用することができます。色留袖は宮中関係や花柳界に用いられる風習がありましたが、近年では二枚目の留袖として愛用されているようです。

■色直し(いろなおし)・・・古くは、出産後百一日目に母子の衣服や室内の装飾をすべて、白から色のあるものに変えること。また、結婚後三日目に新夫婦の衣装や室内の装飾を白から色のあるものに変えることを色直しといいました。近年では、結婚式が終了し、披露宴で花嫁が衣装を変えることをいいます。

■色泣き(いろなき)・・・柄の色が地色の部分ににじんだもののこと。染めの工程におけるミス。

■色抜き(いろぬき)・・・染替えをする場合に、薬剤などで白生地に戻すことをいいます。

■色無地(いろむじ)・・・黒以外の一色で染めた着物のこと。紋綸子のような生地に地紋のあるものを使用することが多いです。

■色無地羽織(いろむじばおり)・・・紋付の羽織の代わりに着るもので、柄物の着物に合わせやすいです。綸子、縮緬、御召、紬など着て行く場所に合わせた生地を選びましょう。

■色刷り(いろずり)・・・花鳥・雲竜などの模様を採色して摺った衣装。

■色模様(いろもよう)・・・黒以外の色裾模様のことです。

■祝い着(いわいぎ)・・・祝い事の際に着る着物のことで、現代ではお宮参り、七五三、十三参り、還暦などに用いられます。

■祝袋帯(いわいふくろおび)・・・めでたい柄をつけた袋帯のこと。