着物用語集『お』 【川崎市なら、即日発送可能】

記事公開日:2016年12月28日
カテゴリー:着物用語集

『お』

■大島紬(おおしまつむぎ)・・・奄美大島が産地。大変手間のかかる織り方、染め方で着物通の間で人気が高いです。最近は風合いを真似たものが各地で生産されていますが、鹿児島・奄美大島産を本場大島紬といいます。

■大振袖(おおぶりそで)・・・本振袖ともいいます。未婚女性の第一礼装で、花嫁のお色直しや、公式の席での晴れ着として着用しま。袖丈が二尺八寸(106cm)以上あり、三尺(113cm)とくるぶしまで届くような長い袖が優雅で美しいです。

■岡木綿(おかもめん)・・・栃木県真岡が主な産地の木綿。ほかにも愛知県尾州地方でも生産されています。

■置賜紬(おきたまつむぎ)・・・山形県米沢市、長井市、白鷹町などで作られているもののことを指します。有名なのは紅花紬で、これは山形県で栽培される紅花を染料として染め織った紬です。

■衽(おくみ)・・・着物の前の左右にある衿から褄に至る半幅の布。衽の名前の由来や発生した年代は定かではないですが、衽をつけることによって着物が、より体にふかく打ち合わされるようになり、着やすく、美しくなりました。

■衽下がり(おくみさがり)・・・着物の前身ごろの方から衽先までの間の寸法のことです。

■衽先(おくみさき)・・・衽の上端で衿と身頃との間に挟まって尖った部分の名称。剣先とも呼ばれています。

■桶絞り(おけしぼり)・・・桶の中に生地を入れ、染める部分だけを外に出して桶にフタをし、外に出た生地を染めることをいいます。

■おしゃれコート・・・着物以上に目立つデザイン、模様なのがポイントです。

■小千谷縮(おぢやちぢみ)・・・新潟県小千谷市付近が生産地の麻織物の一種。白地の絣を縮風にシボをつけて織っているのが特徴です。

■お太鼓結び(おたいこむすび)・・・大人の女性の正式な結び方。

■男帯(おとこおび)・・・男性用の幅の狭い帯のこと。角帯など。

■男仕立て(おとこじたて)・・・男性の手で仕立てた着物のこと。または、男性の着物の仕立て方のことを言います。

■踊り絵羽(おどりえば)・・・絵羽模様そのものが踊りを表現しているような、リズミカルな模様。

■踊り帯(おどりおび)・・・日本舞踊をする際に使う帯のこと。金襴、銀欄の通し柄のような華やかな色彩の模様のものが多いです。

■鬼しぼ縮緬(おにしぼちりめん)・・・シボの特に大きいもののことです。着尺、帯、風呂敷、座布団などに使われることが多いです。

■おはしょり・・・女性の着物で、着丈より長い部分を腰のところでたくし上げて、腰紐でおさえること。また、その部分のことをいいます。

■帯(おび)・・・もともとは紐状になっている細いもので、時代とともに長くなり、幅も広くなり、前で結んでいたものを後ろで結ぶようになりました。現在では着物の美しさを構成する上で非常に重要な役割を持っているものとなっています。

■帯揚げ(おびあげ)・・・女性の帯の結び目が下がらないように結ぶ紐のこと。装飾品としての役割も強いです。鹿の子絞りや羽二重の無地のものが多く使われています。帯や着物との色の組み合わせ、帯揚げの出し方などに注意をして選ぶとよいでしょう。

■帯板(おびいた)・・・帯を結んだとき、前中心や脇で帯がシワにならないように整えるものです。前板ともいいます。幅が広くベルトのついたものが使いやすいようです。

■帯かん(おびかん)・・・帯の胴の一回り先をはかって、その位置に先に縫い付けておきます。帯を巻いたときに、帯が緩まず簡単に結べるようになるため、非常に役に立つものです。

■帯締め(おびじめ)・・・女性の帯が緩まないように、帯の上に締める紐のことです。普通は平打紐や組紐を用います。装飾的な意味合いが強く、小さいですが着物と帯に合わせてきちんと選びましょう。

■帯芯(おびしん)・・・帯の形をくずさないために帯の表と裏の間に入れるもの。厚地な木綿が多いです。

■帯留め(おびどめ)・・・女性の帯の上に締める平打ちの紐で、両端の金具で止めるもの。または、その金具のことをいいます。

■帯下(おびした)・・・帯を締める腰のあたりのこと。帯から足元までの丈。

■帯枕(おびまくら)・・・帯揚げの中に入れて帯の形を整えるもの。

■御召(おめし)・・・先染め着尺としても最高級品であり、シボのある縮緬地で京都の西陣、群馬の桐生、近年では十日町が主産地として知られています。

■織段(おりだん)・・・織物の打込数の間違いによって横に段がつくこと、傷になること。

■織付け(おりつけ)・・織物の織りはじめの部分、またはその部分に横に入っている特殊な横筋のことを言います。

■織の着物(おりのきもの)・・・染の着物に対していう先染(糸を染めておいて織ったもの)の着物のことを言います。染の着物は白生地を染める=後染と言います。糸を紡ぎ、織りわざをこらし、一糸みだれず綾なされるしなやかな地合いと風趣が美しいものです。

■織の三原則<三原組織>(おりのさんげんそく)・・・すべての織物はタテ糸(経糸)とヨコ糸(緯糸)が直角に交差して組み合わされています。この組み合わせ方には原則として、平織(ひらおり)、綾織(あやおり)、朱子織(しゅすおり)があります。