■花嫁・花婿の未婚の姉妹の場合

未婚女性の第一礼装は振袖ですので、若い姉妹でしたら振袖で会場に花を添えましょう。特に、花嫁の姉妹の場合は振袖が最もふさわしい装いでしょう。しかし、振袖を着るのが気恥ずかしいと思う方もいらっしゃると思います。その場合は訪問着をお召しになるとよろしいです。未婚女性が訪問着を着用する時は若々しい色柄を選びます。

また、花嫁の未婚の姉で年齢がかなり上である場合や、身内の者としての厳粛さを重視するのであれば色留袖がおすすめです。祝儀の場にふさわしい豪華なものをお召しください。

 

■お母様・仲人夫人の場合

新郎新婦のお母様・仲人夫人は、披露宴の主催者側ですので、新郎新婦と装いの格を揃えます。第一礼装である黒留袖でお客様をお迎えしましょう。お母様は品位と格調を第一に考えて装います。仲人夫人の場合は花嫁を介添えし、式の中でも親族と列席者をつなぐ立場ですので、遠目からも映えることを意識し、裾模様を選んでください。

 

■主賓の場合

列席者は、親族に比べて自由に装える立場にありますが、主賓ということでしたらある程度華やかで、格調高い装いがよろしいかと思います。そういう点でふさわしいのは色留袖です。格のある訪問着か五つ紋の色無地もよいですね。恩師や上司、来賓として披露宴への出席が多い四十代から五十代の方でしたら、色留袖に三つ紋を付けておくとよいでしょう。

 

■いとこなどの親族

結婚式で親族はお客様を招待する側であり、新郎新婦を盛り上げる立場であります。親族の既婚女性(ミセス)なら黒留袖、未婚女性(ミス)なら振袖や色留袖が正式な装いです。ですが、古典的な格調高い訪問着や紋付の色無地でも問題ありません。まだ若い年齢のいとこでしたら。振袖や若々しい色柄の訪問着もよろしいでしょう。

 

■ご友人・同僚の場合

ご友人や職場の関係者などの招待客の場合は、色留袖、訪問着、紋付の色無地・江戸小紋の中から選びましょう。未婚の方でしたらぜひ、振袖をお召しください。訪問着は様々な色柄がありますので、結婚披露宴にふさわしい豪華で華やかなものを選びましょう。訪問着に準じた品格のあるものでしたら、付下げも着用していただけます。結婚式はあくまで晴れの場ですので、何を着るか迷った場合はよりフォーマルなものを選ぶとよろしいかと思います。

 

■レストランでのウェディングの場合

古典的な柄でしたら間違いはありませんが、レストランならモダンで現代的な柄も似合うでしょう。しかし、いくらカジュアルな披露宴であっても祝儀ですので、装いを崩しすぎるのはNGです。招待状に「平服」とあっても、普段着でよいわけではないので気を付けましょう。一つ紋の色無地や付下げなど略礼装以上にしましょう。