『な』

■長着(ながぎ)・・・足首まである長い着物のことを言います。羽織や襦袢は長着にふくみません。

■長襦袢(ながじゅばん)・・・着物の下に着る対丈に仕立てられた下着のことを言います。防寒用にも用いますが、半衿をかけて重ね着の美しさも表します。ポイントは着物地とのなじみ具合と裾さばきの良し悪しの二点です。

■名古屋帯(なごやおび)・・・外出用の女帯の一種で、外出用に幅広く用いられています。模様のつけ方によって、お太鼓柄、六通柄、四通柄、全通柄に分けることができます。趣味性の高い帯で、柄も形象柄非形象柄ともに多様に使われています。

■梨地織(なしじおり)・・・織物の表面がなしの実の表皮のように、細かいシボ風の凹凸のあるものを言います。

■捺染(なっせん)・・・布地に型紙をあて、染料をなすって模様を染め出すことを言います。

■夏帯(なつおび)・・・夏の帯地のことで、織り方に紗、絽を用いて、清涼感を表すもの。麻などを用いて、夏の感触を出すものは地一枚により涼しさを持たす単帯など、材料や使用方法はいろいろあります。夏帯の模様は、秋の涼しさを思わせるような萩、すすき、桔梗、流水のようなものを用い、色は寒色系が多いです。普通、単帯は5月から盛夏用として8月頃まで用いられます。

■斜子織(ななこおり)・・・タテ糸、ヨコ糸とも二本以上の糸を揃え、平織りに織っていくもので、織りあがりが魚の卵に似ているところから魚子織、七子織などの別名があります。生地は薄手で手触りの良い風合があります。