人生の節目に着る着物その1【足立区なら、即日発送可能】

リサイクル着物知識館

■産着
赤ちゃんが初めて着る着物。かつては生後3日目から袖のある産着を着せる風習もありました。白のネルやガーゼ製で、麻の葉の刺繍や背守りと呼ばれる飾りをつけることもあります。最近では、あまり産着を着せることはなく、お宮参りの祝い着を産着と呼ぶこともあります。
■お宮参り
地域によって異なりますが、男の子は生後32日目、女の子は31日目に行うのが一般的と言われています。「掛け着」と呼ばれる祝い着は、男の子は黒、紺、茶などの地色に勇壮な模様、女の子は赤やピンクに愛らしい模様のものが人気です。産着を着せた赤ちゃんを祖母が抱き、祝い着をかけて付紐を肩で結びます。
■七五三
子供の成長を祝う儀式で、三歳の女の子(男の子も祝う地域がある)、五歳の男の子、七歳の女の子が晴れ着を着て神社にお参りをします。三歳は、三つ身か四つ身の着物に兵児帯をして被布を、五歳は黒羽二重の着物に羽織袴、七歳は四つ身から本裁ちの振袖に中幅の袋帯で、肩上げ、腰上げをします。
■十三参り
数え年で十三歳の男女が、福徳、知恵などを授かるように神仏にお参りする行事。関西を中心に4月13日ころに行われることが多いです。自分の干支が最初に巡ってくる年の正月、誕生日など、よい日を選んでもかまいません。女の子は初めて大人と同じ本裁ちの着物を着る日とされています。友禅や紅型の小振袖などがよいです。
■成人式
大人の仲間入りをすることを祝う成人式に、未婚女性の第一礼装である振袖をそろえる人が多いようです。色や柄も様々ですので、好みに合ったものを選びましょう。振袖は、成人式だけでなく卒業式や謝恩会、友人の結婚式など、独身時代に改まった席へ出かける際の装いにぴったりです。
■卒業式
卒業する年齢によって成人式と前後しますが、近年、袴姿の人気が高まっています。明治から大正にかけての女学生の復活スタイルですので、足元は草履ではなく編み上げブーツを合わせてもレトロで可愛いですね。卒業式後の謝恩会に振袖を着る場合は、袴に合わせる着物も振袖にして構いません。

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