小紋の中でも、江戸時代から続く型染で今でも東京で染められているものを江戸小紋と呼びます。文様の種類は数千あるとも言われ、中でも武士の裃に用いた遠目には無地に見えるようなごく細かい柄は、色無地と同格とされています。紋付に仕立て、格の高い帯を合わせれば略礼装として通用します。また、武士や町人に愛された縞や遊び心のあるやや大きめの柄のものもあり、こちらはちょっと粋なおしゃれ着として楽しめます。若向きの明るい奇麗な色も、あとでグレーなどの渋い色に染め直せば長く着られます。

 

■半衿・・・略礼装には白の塩瀬を。おしゃれ着は色や刺繍の入ったものを選びましょう。

■帯揚げ・・・帯と着物のバランスをみて選びます。略礼装には淡い色を。

■帯締め・・・明るい色の格調高いものは略礼装に。それ以外は差し色の効果を狙いましょう。

■帯・・・紋付には袋帯か織りの名古屋帯。普段着には織りか染めの名古屋帯を選びます。

■長襦袢・・・白か淡い色は略礼装向けです。普段に着るなら、色柄ものを合わせてもOK。

■バッグ・・・改まった席は色無地に準じ、略式には洋装のものなどを取り入れて。

■草履・・・略礼装には明るい色の品格のあるものを。普段に着るならカジュアルに。