現代的な文様使いで、度々登場する『雲』の文様。一年を通じて使うことのできる通年柄です。

千変万化する雲の形に吉凶の意味を託す、ということが古くから行われていました。

雲は、めぐみの雨などを降らせ、その日の天候を左右する神秘的な存在として古来より様々なかたちで表現されてきました。中国では雲からすべてのものが作られたとされ、空に漂う雲を吉祥とみなしました。その流れをくんで日本でも着物の柄にとどまらず、多くの美術品などに使われています。鶴などの鳥と合わせて描かれることも多いです。また、白生地の地紋としても好まれています。