着付けについて

着付けで悩んだら、着付用品の見直しを

和装を今より楽しむなら、まず初めに着付用品の見直しを!

着物を長く楽しんでおられる愛好家の方であれば、着付用品もご自身に合った使いやすいものをお持ちかと思います。
しかし、着物を始めたばかりの初心者の方は、いわゆる「着物初心者セット」のようなセット商品からスタートした方も多いのではないでしょうか。
そういった場合、腰紐や伊達締めなどが滑りやすい素材であったり、使いづらく上手に着付けることができないことがあります。
「初心者セット」は着物について分からない方にとっては、初めから必要な物が揃っていますので安心・便利なのですが、本来、着付けに慣れていない初心者の方にこそ質の良い着付用品をお使いいただきたいのです。

そこで、着付けが上手に出来ない…すぐに着崩れてしまう…とお悩みの方はまず、着付用品の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
腰紐、伊達締めが緩んでしまうことはありませんか?ベルト類で固定したのに、衿元が着崩れることはありませんか?
それは、着付け方ではなく、着付け小物のせいかもしれません。
リサイクル着物錦屋では、着付用品を単品から販売しております。新品商品も中古商品も取り扱いがございますので、買い替えをご検討の際はぜひチェックしてみてください。

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訪問着の着付けに必要なもの~雨の日対策~【八王子市なら、即日発送可能】

■雨の日対策
雨の日の必需品は傘だけではありません。コートや履物、タオルや予備の足袋などを準備して、雨の日の着物姿も美しく楽しみましょう。
着物は洋服のように気軽に丸洗いすることができません。そのため、雨除けはもちろん、泥はね除けにもなる雨コートは、雨の日には欠かせないアイテムなのです。雨コートには、長コートと、上下に分かれる二部式のものがあります。二部式のものは丈が調節でき、雨上がりに下を外せば道行コートとして着られます。そのほかに、紳士用のように大きめの傘、雨下駄または草履用のカバー、予備の足袋、タオルも雨の日の必需品と言えるでしょう。
 
【泥はねやシミにご注意】
雨の日の外出で最も心配なのは泥はねです。足元の対策としては、まず予備の足袋を必ず持って出かけます。また、草履は布製ではなく革製のものを選んでカバーをかけて使いましょう。つま先のビニールカバーの他に、全体をすっぽりと包むレインシューズなども市販されています。また、最近はカラフルでおしゃれな雨下駄用の爪皮も多数販売されています。上手に使って、雨の日ならではの足元のおしゃれを楽しみましょう。
万が一、裾に泥はねがついてしまった場合は、濡れている時に手入れすると余計に汚れを広げてしまう恐れがあるので、完全に乾いてから手で軽くもむか、柔らかいブラシなどでこすって落としましょう。
【着終わった後の手入れ】
石鹸で奇麗に手を洗い、着物のほこりを軽く払ってハンガーにかけます。半日から一日、陰干しにして風を通します。帯や長襦袢、帯揚げ、帯締めなどの小物も同様にします。シミや汚れ、シワも点検し、適切な処置をしておきましょう。半衿は外し、洗ってアイロンをかけておきます。足袋、肌襦袢、裾除けも 洗っておきます。着物は畳んで、たとう紙に包み、タンスや衣装箱に収納します。
【取り出しやすい収納法】
着物をたとう紙に包んだ時に、上に着物の種類を書くのは一般的ですが、それでは箪笥に収納したとき、どの包みにどの着物が入っているか、一目で分かりませんよね。こんな不便を解決するのが、短冊です。短冊に書いて、手前に垂らしておけば迷うことはありません。

訪問着の着付けに必要なもの~羽織るもの~【八王子市なら、即日発送可能】

■羽織るもの
礼装の場合、着物一枚で外出するのは本来はマナー違反です。道行などのコートは着物をホコリから守り、防寒にも役立ちますので、一枚は持っておきたいですね。
 
イブニングドレス一枚で外を歩くのがおかしいように、礼装の着物も上に何も羽織らず、それ一枚で外出するのはマナー違反です。必ずコートかストールを用いましょう。着物に羽織るものとして、もっとも代表的なのは礼装から街着まで幅広く着ることができる道行コートや道中着です。どちらも名前のとおり、外で着るものなので室内では必ず脱がなければなりません。羽織るものは、防寒としてはもちろん、着物をホコリから守ってくれる役割もあります。色柄、素材が非常に豊富ですので、上手に利用しましょう。
 
【羽織】
おしゃれ着として再び人気となっているのが羽織です。もともとは男性用の衣装でしたが、江戸後期に女羽織が誕生し、深川芸者らが愛用したことから始まり、明治以降には一般女性も着るようになりました。略礼装にもなり、室内での着用も可能です。洋服でいうところのジャケット感覚で、防寒、ほこりよけ、装いに華やぎを加えるアイテムとして楽しみましょう。

訪問着の着付けに必要なもの~バッグ~【八王子市なら、即日発送可能】

■バッグ
草履と同様に、材質で街着用、礼装用と使い分けるのがポイントです。街着洋には洋装用のバッグも似合います。
バッグの素材は佐賀錦などの錦織や綴織、要素用のハンドバッグや伝統的な印伝などの革製品、巾着などの布製品と、多彩です。礼装用には財布、化粧品、ティッシュが入る程度の小さめの錦織や金銀の綴織、ビーズなどが向いています。織りのバッグは草履とセットで売られていることが多いので、礼装用として重宝します。街着には、巾着などのカジュアルなものの他に、洋装用を合わせるのも素敵です。
 
【着物とバッグの合わせ方】
フォーマルかカジュアルか、着る着物と出かける場所によってバッグを使い分けるのがおしゃれ上手のポイントになります。フォーマル用には格のある素材を使ったバッグを選ぶのが基本ですが、カジュアルには決まりはありません。季節や着物の色柄に合わせて、和のもの・洋のものから好みのバッグでコーディネートを楽しみましょう。

訪問着の着付けに必要なもの~草履~【八王子市なら、即日発送可能】

■草履
材質やかかとの高さで街着用、礼装用と使い分けるのがポイントです。最初は、鼻緒と台座の色が同じものを選ぶと使いやすいです。次に白に朱、黒に朱などを選ぶと幅広く使えます。また、細い鼻緒より太めの鼻緒が履きやすく、初心者にはおすすめです。
草履の素材には錦織、唐織、綴織、縮緬、革、エナメル、合成皮革など様々なものがあります。礼装用には金銀の綴織りや佐賀錦のような格調高いものを、街着用には布製、革製、エナメル性など、と使い分けて選びましょう。草履のかかとの高さは2~8cmくらいですが、礼装用には高め、街着用には低めのものを用います。サイズは靴よりワンサイズ小さいものを選ぶと、足の形がきれいに見えます。
 
【鼻緒について】
草履と同じ素材やビロード、布製などがありますが、使われている素材によって草履の格が決まります。ただし、鼻緒はすげかえができるので、鼻緒を変えるだけでカジュアルから礼装に…ということも可能です。違う気分を楽しみたくなったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【色選びに迷ったら】
普通、和装では白足袋を履くので、台座と鼻緒が白のものを選ぶと足元がすっきり見えてまとまります。白の草履はどんな着物にも合わせやすく、上品ですし、ある程度格の高い着物にも合わせられることが多いですので、おすすめです。おしゃれを楽しみたい場合は、鼻緒だけ着物の色に合わせたり、素材の質感を変えてみるのもよいですね。
【畳表の草履】
畳表の草履は格の高いものという印象があるかと思います。しかし、草履の格は台が何枚重ねかということと、鼻緒の素材で決まります。ですので、畳表の場合は、横も畳で、3枚以上重なっており、格の高い鼻緒がすげてあれば、振袖にも使える格の高い草履というわけです。

訪問着の着付けに必要なもの~帯締め~【八王子市なら、即日発送可能】

■帯締め
帯の上に締める帯締めは色柄ともに豊富です。糸の組み方や幅も異なるので、数種類揃えておいて場面によって合わせるとよいでしょう。
帯締めは帯を形作ったあと、その形が崩れないように帯の上に締める紐のことを言います。布に綿を入れてくけた「丸ぐけ」と、数本から数十本の絹糸を三つ以上斜めに交差させて組んだ「組紐」があります。組紐には、平らに組まれた「平組み」と、丸く組まれた「丸組み」とがあります。訪問着に合わせる場合、やや幅広のものがおすすめです。留袖には、白、金、銀、喪服には黒が決まりです。
 
【帯留め】
帯締めにつける飾りで、宝石、彫金、七宝、陶器、木彫り、金細工、銀細工など、いろいろな種類があります。礼装用の訪問着や付下げには、宝石や金銀細工を使います。彫金や陶器などの趣味のものは、紬や小紋に似合います。弔事やお茶の席では帯留めは使いません。
帯留めは一般的な帯締めより細い、二分紐、三分紐という帯締めに通して使います。帯留めをつけるときは帯締めは帯の太鼓の中で結びます。

訪問着の着付けに必要なもの~帯揚げ~【鹿児島市なら、即日発送可能】

■帯揚げ
胸元をさりげなくおしゃれに魅せる帯揚げ。実用を兼ねたアクセサリーで、様々な色柄がありますので、コーディネートを楽しみましょう
帯揚げは帯の形を整え、帯結びの最後の仕上げをするものです。着物と帯の間で、着物と帯を調和させる役割も果たしています。生地には綸子、羽二重、縮緬などがあり、無地、ぼかし、友禅や小紋、総絞り、部分的に絞り染めや刺繍を施したものなど、色柄も非常に豊富です。選ぶときは着物や帯の中に使われている一色と同色にすると失敗がないでしょう。反対に、着物や帯にない色や、濃い色を選ぶと個性的な印象に仕上がります。訪問着には淡い色を合わせると上品な印象になります。
 
【礼装用の帯揚げ】
留袖には白の総絞りや綸子が一般的です。金糸銀糸を用いた豪華なものもあります。
訪問着や付下げには淡い色を基調に刺繍や絞りを入れた華やかな帯揚げが似合います。着物の色より薄い色柄で上品に仕上げましょう。
黒留袖は城の帯揚げを合わせる決まりですが、それ以外の礼装には淡い色の無地の部分絞りなどで、格を感じさせるものを。
【カジュアル用の帯揚げ】
ぼかしの綸子や縮緬、小紋柄など、色柄ともに豊富な帯揚げは、着物を個性的に引き立てます。訪問着から紬まで幅広く使えるのも魅力的です。
盛装に合う綸子とカジュアルさを演出する縮緬を段にしたような帯揚げは、訪問着からおしゃれ着まで幅広くお使いいただけます。

訪問着の着付けに必要なもの~足袋・小物~【鹿児島市なら、即日発送可能】

■足袋や小物
見えない部分に使われる紐一本にも、美しい着物姿を作る役割があります。小物にもこだわりましょう。
足袋には袷仕立てと単衣仕立てがあり、冬には裏がネルや袷仕立ての暖かいもの、春から初夏、初秋は単衣、真夏は涼しい麻のものなどが重宝します。一年を通してキャラコの足袋でもかまいません。こはぜの数には4枚と5枚がありますが、着物を着慣れていない人は、足首が楽な4枚こはぜの方がおすすめです。
 
腰紐は、着物や長襦袢の丈を調節し、着崩れしないように縛るためのものです。素材はモスリン(薄い毛織物)、絹などがありますが、モスリン製のものが締りがよく、着物を傷めたり色落ちする心配もなく扱いやすいため、最も多く用いられています。ひも状に縫っていない縦しぼや綸子のものもあります。
 
帯枕は、帯の結び目が下がったり、形が崩れたりしないように、帯結びの形を奇麗に整えるために使います。帯山が丸いもの、平らなもの、小さいものなどがあり、年齢や帯結びの種類によって選びますが、一般的にお太鼓結びができる細長いものがあれば問題ないでしょう。芯に弾力性があり、背中に馴染むものを選びましょう。
 
伊達締めは、長襦袢や着物の上に締めて、胸元からウエスト部分を整えるための紐です。締りがよく、体に柔らかく当たるものを選びましょう。素材は絹、ナイロン、モスリンなどがありますが、正絹の博多織のものが胴に巻く部分は固く、両端は結びやすいように柔らかく織られていて使いやすいのでおすすめです。
 
帯板は、帯がへこんだり、シワができないようにするためのものです。帯を締めるときに、体の前部分にくる帯の間に入れて使います。幅や長さが違うものがありますが、薄手でしっかりしたものを選ぶことが大切です。一般的に袋帯には大き目のものを使うと形よく仕上げることができます。素材は、ボール紙に布を貼ったものや、樹脂で作られたメッシュなどがあります。ゴムベルト付きで帯を締める前につけておくことができるものもあるので、初心者におすすめです。
 
【色足袋について】
かつては白足袋=フォーマル用で、普段用には色足袋が普通でした。今また色足袋が流行しており、色柄ともに豊富に揃っていますので、趣味の着物に合わせて楽しむのもよいですね。

訪問着の着付けに必要なもの~衿元~【鹿児島市なら、即日発送可能】

■衿元
着物からちらりと見え、着物の美しさを引き立てる衿元。着物や帯と調和の取れた色柄を選びます。
着物の襟に汚れが付くのを防ぐために、長襦袢につけたのが半衿です。着物の色柄を強調して襟元を引き締める効果があります。半衿の基本は白ですが、色や刺繍のついた半衿もあります。色半衿は地味な着物を半衿に見せるので紬や木綿によく合います。刺繍半衿は留袖には白地に白糸や金糸銀糸で刺繍したものなど、着物に合わせて楽しめます。素材は塩瀬羽二重が一般的ですが、単衣の着物には堅しぼ、絽綸子、絽の着物には絽というように、季節によって変化します。
 
【伊達衿】
重ね着の週間の名残で、留袖の「比翼」をさらに簡略化したのが伊達衿です。着物の衿に重ねて用い、まるで重ね着をしているように、華やかに衿元を演出します。振袖、訪問着、付下げ、色無地などの礼装用に合わせるのが基本で、無地の他に、地紋のあるものや、刺繍、ぼかし、ラメ入り、金糸銀糸を使用したものなど、多くの種類があります。素材は、綸子や塩瀬、縮緬のものが一般的です。

訪問着の着付けに必要なもの~長襦袢~【鹿児島市なら、即日発送可能】

■長襦袢
肌襦袢と着物の間に着て、形を整え、動きをスムーズにするはたらきがあります。袖口やたもとからわずかにのぞくので、重ね着の楽しみも味わえますが、たもとから飛び出すほど寸法の合わない長襦袢は不格好ですので控えましょう。訪問着用の長襦袢は模様は凝っていて、色の華やかなものが多いです。淡い色の長襦袢が袖口からのぞくと、着物の柄が引き立ちます。
長襦袢は、身ごなしの瞬間に袖口やたもとから見えるので、着物と合う色を選びましょう。フォーマルには白やピンク、ブルー、藤色などの薄い色、カジュアルには個性的な色や柄が似合います。ただし、留袖と喪服には白の長襦袢を合わせる決まりがあるので注意しましょう。素材は。紋綸子が一般的ですが、春には繻子、一越縮緬、初夏と秋には楊柳、絽縮緬、夏には平絽、紗、麻、冬は古代縮緬、羽二重なども用いられます。体型だけでなく、合わせる着物の裄丈や袖丈に合っているかどうかも重要なポイントです。
 
【色々な長襦袢】
長襦袢には上下二つに分かれたセパレート型のものもあります。上の身頃はさらしで、袖の部分と胴のさらし部分から下の裾除けに同じ生地を使ってあり、これだけで肌襦袢、裾除け、長襦袢を兼ねています。そのため「うそつき」と呼ばれていて、着物を着慣れない人や普段着用としておすすめです。また、袖と裾だけを袷にして、身頃は単衣に仕立てて無双袖仕立てという長襦袢もあります。