■雨の日に裾に付いた泥の取り方

濡れているときに手入れをすると余計に汚れが広がってしまいます。そのため、お手入れは完全に乾いてから行います。手で軽く揉んだり、柔らかいブラシでこすって泥を落としましょう。

 

■雨に濡れた草履とバッグの手入れ法

草履は乾いた布で水分をふき取り、新聞紙の上に裏返して並べて、風に当て乾燥させます。表面は乾いたように見えても、鼻緒の穴から水分があがってくることもあるので、十分に乾かしましょう。片方ずつ薄紙で包み、乾燥剤と一緒に箱に入れてしまいます。バッグは濡れた部分の水分を布でふき取り、表面の湿気を取ってから内側を開いて風を通します。新聞紙などで芯を作って形を整え、柔らかい布や紙に包んで箱にしまいます。

 

■着物収納のコツ

着物の収納には、昔から防湿性が高い桐のたんすが最も良いとされてきましたが、現代では生活スタイルも変化し、家庭の収納事情も変わってきています。クローゼットなどにしまう場合は、着物を衣装箱に入れて、それを積み重ねて収納します。着物を何枚も重ねてしまうと折り目が付いてしまうので、なるべく浅めの容器に2、3枚ずつしまいます。また、折りたたんだところに和紙や白布で作った棒状の芯を入れると、折りじわがつきにくくなります。着物や帯は、型崩れを防ぐために、一枚ずつたとう紙に包みます。たとう紙は丈夫な和紙でできていて、湿気から着物を守り、ほこりや虫なども防ぐことができるので、機能的に非常に優れています。デパートの呉服売り場や呉服店で扱っていて、上質なものを選べば何回でも繰り返し使えます。たとう紙が手に入らないときは、防虫効果のあるウコンの風呂敷、それもないときは大判の木綿の風呂敷などを利用して包みましょう。帯はたたみじわを作らないために、できるだけ折り目を少なくした方が良いので、たんすや衣装箱の巾いっぱいの長さに畳んで収納します。

 

■金糸、銀糸の着物の収納

金糸や銀糸は、糊けがあり、湿気を呼ぶため、水分によって変色したり、黒ずんでしまうことがあります。金糸、銀糸の刺繍が使われている部分には、和紙などの薄紙を切って当て、ガードしてから畳みましょう。