着物を脱いだあとの手入れと収納その2【川口市なら、即日発送可能】

お手入れについて

■足袋の洗い方
水を張り、洗剤を溶かした洗面器に足袋を入れます。30分くらい浸した後、ブラシでこすり洗いします。表面は柔らかいブラシで、裏側はやや硬めのブラシで布目に沿って洗います。形を整えて干し、少し湿り気がある程度に乾いたらアイロンをかけます。収納するときは、足底部分を合わせてしまいましょう。

■半衿の洗い方
まずは長襦袢から外して汚れを取ります。絹の半衿は、揮発油を入れた洗面器につけて、柔らかいブラシで布目に沿ってこすり洗いをしましょう。合成繊維の半衿は、中性洗剤を使い、柔らかいブラシでたたくようにして洗います。刺繍のある半衿の場合は、刺繍部分以外を洗います。絞りの半衿は洗って一度乾かしてから蒸気を当て、絞りの寸法を整えて、もう一度干して仕上げます。刺繍の半衿や絞りの半衿の洗濯に自信がない人は専門家に任せるのが良いでしょう。半衿は、陰干しをして、乾いたらアイロンをかけ、しまいますが、この時にラップの芯などに巻いておくとしわをつけずに収納できます。

■長襦袢や裾除けの洗い方
ポリエステルやさらし、ガーゼなどの木綿製のものはネットに入れて洗濯機で洗います。衿、袖口や裾除けのしわを伸ばして干し、乾いたらアイロンをかけて形を整えてから収納します。絹の長襦袢は専門店に任せた方が安心です。

■帯揚げなどの小物の手入れ法
帯揚げ、帯締め、羽織紐などの小物類はハンガーなどにかけて陰干しし、湿気をとります。この時にしわも伸ばしましょう。帯揚げは丈を半分に折り、さらにそれを半分に折ります。絞りの帯揚げはスチームアイロンを浮かし気味にあて、絞りをつぶさないように軽く巻いてしまいます。

■着物のしみがとれない時の対処法
着物のしみが広がってしまったり、どうしても取れないとき、また全体的に汚れているときには、クリーニングに出すことをお勧めします。洗い方には、着物をほどいて反物の状態にしてから洗う「洗い張り」、着物をほどかずにそのまま洗う「丸洗い」があります。どちらの洗い方にするかは専門家の判断に任せましょう。

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