リサイクル着物知識館

帯の種類について~袋帯・名古屋帯~【姫路市なら、即日発送可能】

袋帯、名古屋帯について


■帯の格

着物に合わせる帯は格の順番があり、上から丸帯、袋帯、名古屋帯(九寸名古屋)、袋名古屋帯(八寸名古屋)、半幅帯、小幅袋帯などがあります。これらの帯の中から、着物の格に合わせて帯を選んでいきます。最も格の高い帯は丸帯で、礼装の着物に締めます。これは、帯全体に紋様が織り出された全通しのものをいい、それを二つ折りにして芯を入れて縫い合わせたものが丸帯と呼ばれます。非常に豪華なのですが、帯地が厚く重たいので締めにくいという欠点があり、花嫁衣裳や舞妓のだらりの帯などで使われることがほとんどです。

 

■袋帯

礼装では丸帯の代わりに袋帯が主流となっています。錦、唐織、綴れ、箔などの高級なものは礼装に向き、色無地紋付や訪問着などに合わせて全体の格を上げた装いをすることもあります。夏物の着物に合わせた絽や紗の袋帯というものもあります。袋帯は長さ約4m20cm、幅約30cmで、二重太鼓や代わり結びをします。着付けるときには、胴回りと手先の部分を半分に折って締めます。袋帯の中でも、丸帯のように手先からたれ先まで通し柄になっているものもあり、これは振袖などに合わせて、代わり結びが色々とできます。そして主に、二重太鼓用として出回っているのが六通柄と言われる袋帯です。帯を締める時、前帯の一枚目の見えない部分には柄を省略してある帯のことを言います。
ただし、同じ袋帯と言っても箔だけや紹巴などの軽いものはしゃれ袋と呼ばれ、礼装用の帯とは異なります。これらは、紬や小紋、あまり華やかではない訪問着に合わせ、お稽古や月釜、大寄せ茶会などにお呼ばれとして行くのにぴったりです。

 

■名古屋帯

袋帯の次に格の高い名古屋帯は、準礼装から普段着まで幅広く使う場面があります。名古屋帯の中にも、社交着用と普段着用があり、準礼装から社交着まで使えるものを九寸名古屋と言います。これは、長さ約3m60cm、お太鼓の幅が約30cm、胴回りと手先の部分が幅約15cmに仕立ててあり、中には芯が入っており。一重太鼓結びにします。袋帯に比べ帯が締めやすく、柄によって装う格が異なります。
金銀地のものや名物裂写し、綴れなどは訪問着、紋付の付下げや江戸小紋などの準礼装に合います。そして、塩瀬や縮緬、そして塩瀬や縮緬、紬の白地に手描きや型染、絞りなどを施した染め帯や刺繍の帯は色無地紋付や小紋に合わせると優しい雰囲気の装いになります。気軽なお茶会やお稽古に着て行きましょう。
次に社交着から普段着の着物に合わせる袋名古屋帯(八寸名古屋)があります。これは、帯芯を入れずに仕立てたもので、腰回りの幅は九寸名古屋と同じで、お太鼓のの部分も確かに約30cmとなっております。芯が入っていないので、より手軽に締めることができます。八寸なごや帯は紬などの織りの帯が多く、これらの帯は染めの着物には合いづらいので、同じ紬などに合わせて着用するのがよいでしょう。また、夏帯については、炉や紗、羅などが八寸名古屋に仕立ててあるものもありますが、これらはたいていの夏の着物に合わせることができます。羅の帯を浴衣に合わせるとゆかた茶会などにふさわしくなります。

茶席での着物の種類その5【姫路市なら、即日発送可能】

■男性の着物
男性はお茶をたしなむ方以外では、礼装の紋付羽織袴以外は持っていないことが多いようです。ですので、男性の着物の種類や数が減ってきているのが現状です。お茶席にお客として行く場合はスーツでもかまいませんが、水屋でのお手伝いであればぜひとも着物姿で行きたいものです。男性の着物は女性に比べて色数もすくなく、渋い色合いが多いですが、色の濃淡や帯、半衿との取り合わせで個性を表現しましょう。
まず、茶道での男性の礼装は十徳です。これは、お家元から許しを得た方のみ着用できるこので、十徳とは、茶の効用を説いた「茶の十徳」からの命名や、僧服の「直綴(じきとう)」からの転訛とも言われます。十徳の生地は黒の紗で、季節に関係なく単衣仕立てにします。付け詰めの広衿で、衿は折り帰らず、マチなしの共紐で羽織とは異なるものです。下に着る着物は、黒紋付や羽二重もしくは御召の生地に角帯を締めます。大柄な縞物や浴衣など、普段使いの着物はふさわしくありません。そして、十徳の許しのない方は無地の着物に袴を着用します。袴を着用される方はお稽古や大寄せのお茶会には紬や御召の着物に、縞目か無地の袴を付け、式正な茶事や弔事の際には五つ紋か三つ紋の入った着物に、縞目のある仙台平の袴を付けます。
袴には馬乗り袴と行燈袴があります。馬乗り袴はズボン型、行燈袴はスカート型ですが、これはどちらを着用してもかまいません。礼装用の袴は襠高袴で、仙台平が一番とされているのは、気品のある縞目で、立った時に自然にひだが整い、座って落ち着くからです。茶席では開炉の茶事など以外であれば、そのほかの無地や紬の袴などでも構いませんし、若い方は紺系統、年配の方は茶系がふさわしく、縞目は太くなるほど若い方に向きます。袴の下の帯は角帯を締めます。
また、男性の着物の場合は、羽織とセットになっているものも多いです。着物と共生地のものや、色味を変えて着物と羽織のコーディネートを楽しめるものもあります。道中は羽織を着ますが、茶席の中では脱ぎ、持って行った袴をはくか、お稽古の場合は着流しでも構いません。この場合も帯は角帯の方が引き締まった印象を与えることができます。
男性の着物も季節によって衣替えをします。基本は女性と同じで、袷、単衣、紗、麻、塩沢などがあります。六月と九月には単衣の着物に袴、七月八月は絽の着物と絽の袴。朝茶事には麻の上布などが向いており、この時はあまり仰々しくせず、袴を付けず着流しでもよいでしょう。

茶席での着物の種類その4【姫路市なら、即日発送可能】

■織りの着物
普段着の着物の代表といえば紬です。紬は染めた絹糸を織るため、丈夫でしわになりにくく、表裏がないのでくりまわりもききます。仕立て直せばお母様、お祖母様だけでなく、お祖父様の着物をきることも可能です。代表的なものに結城紬、大島紬があり、他にも生紬、紅花紬、十日町紬、郡上紬などの生産される地域によって風合いの異なる紬を生産しています。お茶の席には結城紬が最もふさわしく、他の紬に比べて軽く、生地がこすれた時のシャリシャリという音がしないのも利点です。紬全体に言えることは、しわが気になりにくいのでお稽古の練習着として気軽に着て行けます。
また、木綿の糸を織った絣は久留米絣をはじめ多くの生産地があります。絣は生地がシャキッとして肌触りが気持ちよいので、単衣仕立てにしてもよいでしょう。現代の木綿の着物で最も親しみのあるものは浴衣です。柄も色も様々なものがあるので、年代を問わず選ぶ楽しみがあります。
夏向きの着物には麻の色を織った越後上布、宮古上布に代表される平織の上布や小千谷縮などの麻縮みのものがあります。麻の着物は盛夏の朝茶事などにふさわしい涼やかさがあります。
紬や絣は手間がかかり、希少価値があるものが多いので、年々価格も高くなっています。ですが、もともとが普段着としての着物なので、正式な茶事やおめでたい趣向の茶会には向きません。
 
■夏の着物
日本には四季があるため、礼装、準礼装といった格による区分の他に、季節に応じた装いがあります。7月8月にかけては薄物という夏の着物を着ます。絽、紗、麻などの生地があり、紗は盛夏に、それ以外は絽の着物を主に着用します。一つ紋を入れておけば、あらゆる茶事、茶会に対応できます。また、紗袷という紗と紗、もしくは紗と絽を合わせて仕立てたものがあり、これは単衣と絽の間の短い期間に着る贅沢な着物です。
地域や年によって機構が異なり、また近年は空調施設が整っていることから、厳密に何月何日から夏の着物を着る…という決まりがなく、臨機応変に対応することも必要となっています。基本的な組み合わせの変化を知ったうえで、過ごしやすい装いをするようにしましょう。
 
■着物上手になるコツ
着物や帯には季節の花などが描かれていることも多いです。そこにはそれぞれの季節を愛でる日本人の美意識が感じられます。だからこそ、季節外れの柄を着るのは野暮で、季節を先取りするのが粋と言われるのです。例えば、桜の時期に桜の柄の着物はぴったりですが、その地方の桜がまた蕾の時に満開の桜の着物を、着物が満開の時期には散り始めた桜の柄を、というようなちょっとしたことですが、少しだけ季節の先を行くことが着物上達への一歩と言えるでしょう。また、夏の装いでは涼しさを表現するために冬の風物で涼を誘う工夫をすることもあります。
また、着物だけでなく装いの格を上げるポイントは帯にもあります。織りの着物に錦などの袋帯では不釣り合いですが、帯合わせに迷った時には格調高い方の帯を合わせることをお勧めします。特にお茶の席では亭主側としてお客様をもてなす際には、少し格調高い装いを心がけるとよいでしょう。
そして、着物のコーディネートをまとめる役割をするのが帯揚げ、帯締めです。これらの色合わせも気が抜けません。着物や帯の中にある色から選び、帯揚げと帯締めを同系色でまとめると落ち着いた印象に、着物や帯とは異なる色合わせにするとはっきりとしたインパクトのある色になります。お茶席の場合はあまり色数を多くせず、上品さに重点を置き小物との取り合わせを考えましょう。

茶席での着物の種類その3【姫路市なら、即日発送可能】

■色無地
一つ紋を付けた色無地もしくは無地感の着物は準礼装の着物とされています。合わせる帯によってがらりと雰囲気を変えることができるので、茶の湯をたしなむ方々にとっても利用する機会が多い着物といえます。例えば、金糸を使った袋帯は茶事や相伝物の稽古、許状をいただく際に。名古屋帯は気軽な茶会や稽古に。また、着物の色によっては黒やグレーの帯を合わせて弔事にも着ることができ、非常に便利な着物です。色無地には、全体を縮緬で一色に染められているもの、綸子のような地紋があり光沢のあるもの、江戸小紋や鮫小紋のように遠目には無地に見えるもの、裾の方に色のグラデーションをつけた無地感覚のものなど、様々な種類があります。一口に色無地と言ってもバリエーションが多く、楽しみ方の幅も広いです。色無地は、色選びが大切なポイントとなります。自分に似合う色、自分の肌と合う色を選び、品の良さを演出しましょう。手入れをしっかりとすれば、流行に左右されることなく代々受け継ぐこともできるでしょう。
 
■小紋
小紋とは、全体に絞りや柄が会食されているものや、飛び柄といってところどころに柄が散っているものなど、種類は様々です。付下げ小紋と呼ばれるものもあり、仕上がった時に柄が全て上に向くように柄付けされています。このような着物には一つ紋を入れることもあります。小紋は社交着とは言え、あくまでも街着です。ですので、正式な茶事には向きません。お稽古や大寄せの気軽な茶会にふさわしく、そのほかにも友人と食事に行ったり、観劇の際にもぴったりです。ほかに、社交着としては紅型や更紗、絞り、辻が花文様などの着物があり、帯は名古屋帯から洒落袋帯、染め帯など様々な帯が合わせられます。また、帯揚げ帯締めも遊び心を入れたコーディネートを楽しむポイントです。

茶席での着物の種類その2【姫路市なら、即日発送可能】

■訪問着
訪問着は、女性の着物の格として、留袖の次に格が高いと言われています。訪問着の大きな特徴は、絵羽模様と言って裾の部分の柄が前から後ろにつながるような柄行きになっていることです。また、襟から上前の胸の部分の柄と左袖のの柄がつながるように仕立ててあります。右袖に柄の入っているものもあります。
しかし、柄やその量によっては衿、胸、袖にかけての柄がつながるものばかりではありません。購入の際の目安としては、仮絵羽(仮仕立て)にして販売されているものは訪問着だと言われています。
特に訪問着には華やかな柄が多いので、初茶会やおめでたい趣向、地区大会などの大きなお茶会などに向いています。また、茶席以外でも披露宴やパーティに着て行くことも楽しみですね。
留袖と振袖以外はミス・ミセスの区別はなく、取り合わせる小物にも約束事はありませんので、取り合わせる物も約束事はありませんので、着物とのコーディネートをお気軽に楽しむことができます。あくまでも上品にまとまるようにしましょう。
 
■付下げ
訪問着の次に格の高い付下げ。近年では付下げの種類が多くなってきており、一概には区切れませんが、伝統的な柄であれば紋をつけて格を上げ、ややくだけた柄であれば紋を付けず、お稽古などに着るのがよいでしょう。
元は上前を中心にした軽い柄で、付下げの柄行きは、襟に柄がなく、上前の胸の柄と左袖の柄が連続していないもの、とされています。
しかし、次第に華やかな柄のものが出てきて、附下訪問着と呼ばれるものが多くなっています。これは、肩・裾に模様が多く、上前の衽脇縫い、背縫いにわたって模型が連続しています。市場では訪問着のように仮絵羽ではなく、 反物で市販されているので、それを目安とするとよいでしょう。一般的には、訪問着より柄がおとなしいものが多く、きれいさびの着物と言うことができ、お茶席にはふさわしい装いですし、紋がついていればだいたいのお茶会に向きます。

茶席での着物の種類その1【杉並区なら、即日発送可能】

■装いの基本
着物には、礼装、準礼装、街着(普段着)という大まかなくくりがあります。既婚女性の礼装は留袖、未婚女性の礼装は振袖、男性は紋付羽織袴で、それぞれに帯などの取り合わせが決まっています。
まず、留袖には黒留袖と色留袖があり、結婚式での新郎新婦の母親はほとんどの方が黒留袖をお召しになります。いずれにしても、五つ紋に白い比翼がついた着物、袋帯(金・銀)、白または白打ちの帯締め(白・金・銀)に草履(白・金・銀)を履き、祝儀扇(扇子)を持ちます。次に振袖には、丸帯か袋帯に、総絞り・中抜き総絞りの帯揚げ、平打ちか丸打ちの帯締め(白・金・銀・色物)にかかとの高い草履を履きます。男性の紋付羽織袴は、黒の五つ紋の着物に、同じく紋付の羽織に白の羽織紐をつけ、金襴などの角帯に、縞模様の仙台平の袴をつけ、白い鼻緒の草履を履き、祝儀扇(扇子)を持ちます。
また、弔事の際の遺族や近親者の装いは、女性は既婚未婚を問わず、黒無地五つ紋の着物に、黒名古屋帯、帯揚げ・帯締め・小物類も全て黒いもので統一します。ただし、半衿と足袋は白です。男性は礼装の五つ紋の着物に角帯、仙台平の袴と基本は同じですが、袴の紐の結び目を十文字にせず、後ろへ回します。
準礼装は、盛装との区別絵は地域や人によって異なりますが、女性は訪問着や付下げ、色無地などの着物に三つ紋もしくは一つ紋が入ったものを着ます。帯や小物については、礼装のほどの決まりはありませんが、帯は袋帯の方がより格調高くなります。男性は色物の御召や羽二重などの着物に三つ紋もしくは一つ紋の入った着物を着用します。お茶席では袴を着用します。
そして、普段着としての街着は、女性は小紋や紬、絣などに名古屋帯や半幅帯などを気軽に締め、小物類も自由に組み合わせます。男性も紬や絣、ウールなどの着物を着用し、帯も角帯だけでなく、兵児帯でも構いません。
また、着物は生地に織ってからそめた「染めの着物」と、糸を染めてから織った「織りの着物」に大別されます。友禅や型染の江戸小紋などの「染めの着物」は、自由に絵柄が決められるので、模様によって名称と格が決まり、礼装や準礼装、社交着の着物に用いられ、紬や絣、御召などの「織りの着物」は縞や格子の柄が多く、普段着に向きます。
 
■茶席で着る着物
茶席には一般にいう礼装の留袖や紋付羽織袴を着て行くことは少ないようです。ただし、口切茶事には威儀を正して色留袖や五つ紋の着物を着たり、初茶会などのおめでたい趣向の茶会に、色留袖や振袖をお召しになりたくなることもあります。基本的には、茶事や茶会には準礼装の装い、お稽古には街着という感覚でよいでしょう。しかし、どの装いをするにしても、茶席では茶室内での調和を考え、派手すぎず、奇抜すぎる柄は避けた方がよいでしょう。
準礼装というと、基本的には三つ紋か一つ紋がついていて、どのような場でも着て行くことができます。ですが、柄によっては向き不向きがありますので、注意が必要です。また、女性の着物には訪問着や付下げなど幅広い種類があり、柄行きによって呼び方が異なりますが、今では洋服が主流となり、着物が一般的ではなくなったため、以前ほど着物の柄域による名称の区別が明確でなくなってきています。

美しく見える立ち振る舞い【川口市なら、即日発送可能】

■立ち方
背筋を伸ばして、少し顎を引きます。猫背になったり、おなかが出ないように注意しましょう。左右の膝を合わせて、内股気味にします。つま先は片側を引いておくと、立ち姿が美しくバランスがとれます。
 
■歩き方
大股で歩くと裾が捲れて品がないだけでなく、着崩れの原因になります。そのため、歩き方は非常に重要です。洋服の時よりも小さい歩幅で、少し内股気味に歩きます。上前に右手を軽く添えるときれいに見えます。
 
■会談の昇り方
上前を軽く右手で持ち上げて、つま先に重心をかけて昇ります。片方の足を段にかけた時に、後の足が下の段に残っていたらふくらはぎが見えてしまい不格好ですので、片方の足を段にかけたら、後の足のかかとも少し上げるようにしましょう。
 
■下にあるものを取るとき
立ったままで腰を曲げてものを取るのは美しくない上に着崩れの原因にもなります。取りたいものの真横に立ち、ゆっくりと腰を落としましょう。上前が床や地面につかないように必ず上前を押さえ、左手を伸ばしてものを取ります。
 
■手をあげるとき
高いところにあるものを取ったり、つり革や手すりにつかまる時など、手をあげる場面があります。その時に、袖が下がって二の腕が見えてしまっては美しくありません。必ず反対側の手で、袖口を軽く押さえましょう。高い場所以外にも、近くのものを取るときにも袖口に手を添えると美しいです。
 
■車の乗り方
車に頭から乗り込んだり、片足をかけて乗るのはマナー違反です。見た目にも見苦しく、着崩れの原因にもなります。正しい乗り方を知っておきましょう。まず、頭を低くして車外からシートに腰かけます。そして、おしりを軸にして、両足を揃えたまま片田を回して中に入ります。降りるときは逆の手順で、車外に足を出してから体を外に出します。振袖の場合は、左右のたもとを左手に持ち、左手を高く上げてからおしりを下ろします。車に乗ってからは、帯が崩れないように浅く腰掛けましょう。
 
■椅子の座り方
右手と上前を軽く持ち上げ、左手でおしりの下から膝の裏にかけて軽くなでるようにして着席します。帯をつぶさないように、背もたれによりかからないように腰掛けましょう。背筋を伸ばして両膝を付け、草履のつま先は内股気味で座りましょう。
 
■座布団の座り方
立ったまま座布団の上に乗るのはマナー違反。まずは、布団の後ろに両足を揃えて立ち、両手で上前をなでながらゆっくりと腰を落とします。右ひざが座布団についたら左ひざもつけ、両手を前の方について体を進めます。左右の親指を交互に重ねると、しびれ防止になります。
 
■トイレに入るとき
着物の裾を上前、下前の順に後ろ側まで大きくまくります。裾が落ちないように、裾を帯にはさみます。長襦袢、裾除けも同じようにします。出るときは、後ろ側のおはしょりや帯のたれが捲れあがっていないかチェックしましょう。
 
■扇子の差し方
扇子は左胸の下の帯と着物の間に、扇面を前にして差します。左半身の真ん中より少し脇よりに差すと、見た目も美しいです。礼装用の扇子は主に、挨拶用なのであおいではいけません。礼装用の扇子とあおぐための扇子は別物です。
 
■手提げを持つとき
着物の時は、荷物が少ない方が美しく見えますが、現代生活ではそうもいかない時もあります。そんな時は、荷物を二つに分けるなどして、バランスよく持てるように工夫しましょう。
 
■風呂敷包みを持つとき
風呂敷包みは、ばっづと同じ左手で持つと美しく見えます。ひじから左腕を折り、親指を内側に折って親指以外の指を揃え、その間に風呂敷包みを乗せます。帯の高さくらいの位置で抱えるように持つと美しいです。
 
■お議事の仕方
浅いお辞儀は腰を45度くらいまで曲げ、手が両脇から自然に前に来るように。深いお辞儀は、腰を90度近くまで曲げ、手先はひざがしらにつくくらいにします。どちらも体を曲げるときは、頭だけを落とさず、背筋をまっすぐに伸ばしてから腰を折り、体を起こすときは、頭だけが残らないように気をつけましょう。

着崩れの直し方【川口市なら、即日発送可能】

着付けに問題があったり、動作が乱暴だと着崩れしやすくなります。ほんのちょっとの動作のコツや、着崩れた時の直し方を覚えて、着物を美しく着こなしましょう。
 

■衿元が乱れたら



・伊達衿と着物が浮いている場合・・・左側の身八つ口から下前の衿、右手で上前の衿を持って引きます。上前の衿が乱れた場合は、左手で襟元を押さえながら、右手で帯の下の衿先を引き、おはしょりを整えます。
・左右の半衿の出方が違う場合・・・宮津口から手を入れて半衿を引きます。
 

■衣紋が詰まったら



帯結びの下から、後のおはしょりを両手でつまんで、下に引きます。衣紋は、首筋からこぶしが一つ入るくらい抜いておきます。
 

■おはしょりが乱れたら



帯とおはしょりの間に指を入れ、左右にしごくように整えます。おはしょりが長すぎる場合は、帯の中に入れ込み、左右の長さを同じにしましょう。
 

■脇のあたりから着物が出てきたら



出ている部分を帯の中に入れ込み、おはしょりを引っ張ります。胸から脇にかけてすっきりしたラインになります。
 

■裾が下がってきたら



おはしょりを持ち上げて腰紐の上から着物を引き上げます。つま先が少し上がり、裾は足袋にかかるくらいの長さにします。
 

■帯が落ちてきたら



帯と着物の間にハンカチなどを入れて、帯が落ちてこないようにします。
 

■帯が緩んできたら



帯枕の紐を一度ほどいて、しっかりと前に引き、結びなおします。
 

■お太鼓の形が崩れたら



お太鼓の立ち上がりを持って引き上げ、手先を下げて整えます。
 
いかがでしたでしょうか?着物が着崩れてしまった時の対処法を知っておけば、いざという時に安心できますね。普段着慣れない着物だからこそ知っておきたい知識のご紹介でした。

人生の節目に着る着物その2【足立区なら、即日発送可能】

■お見合い・結納
きちんとした装いは好印象を与えます。見合い用の写真撮影なら振袖でも構いませんが、当日は華やかすぎる場合もあります。落ち着いた色柄の訪問着や付下げなどが向いているでしょう。結納の場合は本人が主役のおめでたい席ですから、華やかな訪問着や振袖を着用しましょう。
■嫁入り支度
かつては嫁入り支度として、様々な着物を準備したようです。ですが、最近は一部の地域を除いて簡略化されつつあります。時代や住宅の事情も変わってきていますので、タンスごと持ち込むような大掛かりな準備は必要ないのかもしれません。しかし、色無地や喪服など、ごく基本的なものだけでも揃えておくと、いざという時に慌てなくてすみます。
■結婚式
・本人の場合・・・神前結婚式では白無垢に綿帽子、または角隠しが人気が高いようですが、色打掛や綿を入れた裾を打掛のように引く黒の引き振袖も正式な衣装です。お色直しは人生最後の振袖もよいものですね。
・参列者の場合・・・親族や友人の結婚式に出席する場合、新郎新婦の母親、仲人夫人、既婚の姉妹など、ごく親しい親族は、既婚女性の第一礼装である染め抜き五つ紋つきの黒留袖を着ます。主賓格で招かれたら色留袖か訪問着を、それ以外の場合なら付下げか訪問着、色無地が一般的です。
■お葬式
地域によって違いがありますが、一般的には近親者は黒喪服に黒喪帯が基本です。袷は羽二重か縮緬地に染め抜きの日向五つ紋が正式。帯は地紋の繻子などの袋帯か名古屋帯を合わせ、帯揚げ、帯締め、草履などの小物も全て黒で揃えます。
■お通夜・法事
和装でお通夜に参列するにあたって、親族以外は喪主より控えめに略礼装で伺うのが正式です。色喪服に黒喪帯、あるいは黒喪服に色喪帯などがこれにあたります。法事も同じです。また、法事の売は回忌を重ねるごとに簡略化していきます。また、故人をしのぶ会なども略礼装程度にします。

人生の節目に着る着物その1【足立区なら、即日発送可能】

■産着
赤ちゃんが初めて着る着物。かつては生後3日目から袖のある産着を着せる風習もありました。白のネルやガーゼ製で、麻の葉の刺繍や背守りと呼ばれる飾りをつけることもあります。最近では、あまり産着を着せることはなく、お宮参りの祝い着を産着と呼ぶこともあります。
■お宮参り
地域によって異なりますが、男の子は生後32日目、女の子は31日目に行うのが一般的と言われています。「掛け着」と呼ばれる祝い着は、男の子は黒、紺、茶などの地色に勇壮な模様、女の子は赤やピンクに愛らしい模様のものが人気です。産着を着せた赤ちゃんを祖母が抱き、祝い着をかけて付紐を肩で結びます。
■七五三
子供の成長を祝う儀式で、三歳の女の子(男の子も祝う地域がある)、五歳の男の子、七歳の女の子が晴れ着を着て神社にお参りをします。三歳は、三つ身か四つ身の着物に兵児帯をして被布を、五歳は黒羽二重の着物に羽織袴、七歳は四つ身から本裁ちの振袖に中幅の袋帯で、肩上げ、腰上げをします。
■十三参り
数え年で十三歳の男女が、福徳、知恵などを授かるように神仏にお参りする行事。関西を中心に4月13日ころに行われることが多いです。自分の干支が最初に巡ってくる年の正月、誕生日など、よい日を選んでもかまいません。女の子は初めて大人と同じ本裁ちの着物を着る日とされています。友禅や紅型の小振袖などがよいです。
■成人式
大人の仲間入りをすることを祝う成人式に、未婚女性の第一礼装である振袖をそろえる人が多いようです。色や柄も様々ですので、好みに合ったものを選びましょう。振袖は、成人式だけでなく卒業式や謝恩会、友人の結婚式など、独身時代に改まった席へ出かける際の装いにぴったりです。
■卒業式
卒業する年齢によって成人式と前後しますが、近年、袴姿の人気が高まっています。明治から大正にかけての女学生の復活スタイルですので、足元は草履ではなく編み上げブーツを合わせてもレトロで可愛いですね。卒業式後の謝恩会に振袖を着る場合は、袴に合わせる着物も振袖にして構いません。