着物用語集『え』 【川崎市なら、即日発送可能】

記事公開日:2016年12月27日
カテゴリー:着物用語集

『え』

■絵絣(えがすり)・・・絣台の竹杭の間に配した糸に下に置いた絵模様に合わせて下絵をつけ、振り絣を施したヨコ糸で模様を織り表すこと。松竹梅や鶴亀のようなめでたいものがモチーフになることが多いようです。

■江戸小紋(えどこもん)・・・小さな模様を生地全体に型染したものを江戸小紋と呼びます。これは、小紋の中でも古典的なものを言い、新しい小紋と区別するためです。もとは、江戸時代に武士の裃の模様として発達してきたもので、鮫小紋や細い線のたくさん入った柄のことを江戸小紋と言いました。

■江戸褄模様(えどづまもよう)・・・留袖の裾模様のこと。年代によって柄・五つ紋の大きさが変わります。

■絵羽縫い(えばぬい)・・・着物の縫い目をまたがるような模様が食い違うことのないように、事前に要所を縫い合わせておくこと。模様の下絵を描く際に便利なようにするための仮仕立てのことをいいます。

■江戸紫(えどむらさき)・・・色の名前。藍色がかった紫で、武蔵野の紫草の染料で染めたもの。

■絵羽絞り(えばしぼり)・・・仮仕立てをして、大柄の模様を描き、その模様によって絞り染めをしたもの。

■絵羽織(えばおり)・・・文様を絵羽付けた羽織のこと。

■烏帽子(えぼし)・・・昔、公家・武士などがかぶった帽子の一つ。庶民は外出の時や晴れの場合にかぶったといわれています。

■衣紋(えもん)・・・着物の衿を旨で合わせた部分のことをいいます。また、衿を首の後ろで抜くことを「衣紋を抜く」といいます。

■衣紋掛(えもんかけ)・・・竹や木の棒に紐をつけて、着物をつるしておくもの。

■衿(えり)・・・着物を着た時に、首をかこんで前で交わる部分のことをいいます。衿には本衿と掛衿があり、掛衿には長衿と半衿があります。衿は礼装用には白羽二重を用いますが、近年は一般的に白衿を多く用いるようになりました。近年は色衿、柄衿、刺繍衿、絞りの衿など、様々な種類の衿があります。

■衿当(えりあて)・・・汚れを防ぐために衿にあてる布のこと。

■衿裏(えりうら)・・・裏衿と同じ。着物の衿の裏に縫いそろえる布のこと。

■衿肩明き(えりかたあき)・・・背縫の衿に接する部分から左右の肩にかけての部分のことをいいます。衿をつけるため肩の部分を切り開けたところ。

■衿先(えりさき)・・・着物の衿の下の端、また女性用着物の袷の衿裏の下端につける布(衿先布)のこと。

■衿下(えりした)・・・着物の一部分の名称。衿先からつま先までの間の部分のこと。

■衿芯(えりしん)・・・着物の衿の中に入れる芯の布。長着の衿は三つ紋の間にだけ入れて、羽織の衿は全体に芯を入れます。

■衿丈(えりたけ)・・・着物の一方の衿先からもう一方の衿先までの長さ。または、背から衿先までの長さのこと。

■衿どめ(えりどめ)・・・衿の抜き加減を決め、崩れないようにとめておくもののこと。