• 錦屋はAmazon Payに対応しています

カラーから選ぶ

着物選びで欠かせない「色」。たくさんの商品の中からお好みの色でお探しいただけますし、お手持ちの帯や小物に合わせたい場合にも色を決めて商品を探すことができます!

89件中 1-80件表示
1 2
89件中 1-80件表示
1 2

色無地について

初心者さんも丸わかり!色無地ってどんな着物?クリックで詳細を見る

イメージ黒以外の一色で染め上げられている着物です。
一つ紋を入れれば正式なお茶会、食事会に装える略礼装に。三つ紋なら準礼装となり無紋の訪問着・付け下げより格調高くなります。
 改まった場に着る機会が多ければ一つ紋以上のものがいいでしょう。主役を引き立てるのもこの着物の魅力ですから、控えめながら品格のある姿が喜ばれるはずです。ちなみに茶道では派手さと柄のない色無地は茶道具を一段と見栄えよくするとして好まれています。
 紋がなければ略礼装、普段着として楽しむことができます。帯は軽すぎない名古屋帯から重い柄ではない袋帯まで。一色の着物が帯や小物の組み合わせで驚くほどイメージが変わります。柄がないので年配向けと思われがちですが、最も帯が綺麗に見える着物という意識で着ると価値が分かります。
 さらに吉祥模様でない地紋でダークカラーの着物の場合、黒い帯と合わせて略式の喪服、グレーならば法事にも着用可能です。
他にはない万能な着物です。

失敗しない色無地の選び方とは?クリックで詳細を見る

イメージ友人の冠婚葬祭やパーティー、公式な集まり、お茶会などに出かけることが多い人は紋の付いた色無地がおすすめです。三つ紋、五つ紋はかなり格が高くなるので場を限定してしまいますが、一つ紋は一般的です。あらゆる場面で活躍してくれるでしょう。
 紋がなければちょっとしたお出かけ着にもなります。子供の式典や行事などに着れば洋服とは違う心持ちになるでしょう。
地味なイメージの色無地ですが、決して年配者のためのだけの着物ではありません。色を選べば若々しさも演出できます。ただ好きな色と似合う色は違います。さまざまな色を試してみることが大切です。
 柄がないため色無地は帯を最も美しく見せる着物であると言われています。手持ちの帯を当ててイメージを膨らませるのも賢い選択です。小物も同様、上品な組み合わせができるよう心がけましょう。
また、所作のたびに浮かび上がる地紋。その究極の美しさも選ぶ決め手となるかもしれません。

幅広い場面で着用可能!色無地の着用シーンとは?クリックで詳細を見る

イメージ柄もなくただ一色のみで染められた色無地は、さまざまのシーンで多様な姿を見せてくれます。
三つ紋を付ければ付け下げや紋なしの訪問着より格が上がり、オフィシャルな場へ着用可能です。しかし格が高過ぎて着る場所が限定されてしまいます。TPOをわきまえましょう。
 一つ紋でも友人の結婚式や改まった場所へは充分。少し華やかさが欠けるなら豪華な袋帯を締めることをおすすめします。色無地は帯を引き立てる素晴らしい着物です。お茶会でも一つ以上の紋付きが良いとされています。
他にも若いミセスに合う色目を選べば子供のお宮参りや七五三にも安心して装えます。卒業式の袴に合わせるのも素敵です。髪型や半襟を工夫すれば古典的ながら若々しい個性が出て一目置かれるでしょう。
紋なしはお洒落着として楽しめます。コーディネート次第で雰囲気が変わりますから重宝します。
慶弔両方で使いたい場合はダークカラーを。吉祥文様は慶事のみですので注意しましょう。

色無地の種類、それぞれの特徴とは?クリックで詳細を見る

イメージ用途が幅広い色無地は必ず一枚は手元に持っておきたい着物の一つです。
しかし色目、紋の有無、組み合わせる帯や小物で格も変化しますのでよく理解して装わなければなりません。
紋付きは五つ紋・三つ紋・一つ紋のいずれかになります。当然五つ紋はたいへん格が高い礼装になります。三つ紋は訪問着より高い準礼装となり、正式な場に着ていくことができます。
最近では一つ紋の色無地が一般的のようです。紋があることで改まった場に着用可能です。紋なしは普段着としてちょっとした外出時に便利です。
無数の色目が存在しますが、基本的に暗い色は不祝儀、明るい色はおめでたい席で着用します。
地紋のない一越縮緬、古代縮緬と地紋のある綸子や紋意匠などの生地が使われています。特に注意したいのは動くたびに浮き上がる地紋です。凶事には吉祥文様は使えません。慶弔共に使用できる波文・雲取りなどで色目もグレーや藍色、紫など渋い色であれば、活躍の場が多く利便性が高いと言えます。

用途に応じて使い分ける色無地、その歴史とは?クリックで詳細を見る

イメージ着物は日本において長い歴史を刻んできました。時代や流行の移り変わりの中で人々に愛され大切に育まれてきました。日本人が持つ美意識の結晶であることはもちろん、大切に受け継がれてきた伝統文化でもあります。
かつては呼び名で区別せず、着物の総称を小袖と呼んでいました。元禄期に最も華やかな小袖が作られ、この時代の物は現代の着物とほとんど変わらない姿をしていました。
その後明治維新があり時代は大きく変化しました。開国によって急激に生活・服装に洋式が取り入れ始めたのです。
しかしこの頃でも男性の礼服は黒羽二重五つ紋付羽織袴、女性は黒や色無地の縮緬五つ紋付裾模様下襲(したがさね)に丸帯でした。
欧米化する風潮においても、着物は根強く生き続けました。日本人の体型や顔立ちに合い季節に適応し、用途に応じて使い分ける着物の価値が常に見いだされていたからでしょう。紋付きの礼装が基本となる色無地が現代に伝わるのも理解できます。